『Schicksalslied』Ⅰ-01をUP。 気がつけば2ヶ月も経ってました( ̄∇ ̄; ともあれ、これから新章開始です。(話は進んでませんが/汗) 続きはこんなに間を置く事無く、UPしたいと思います(願望) さて。 そんな本編には関係ない、いわゆる没ネタ部分を下記にオマケとして残しておきますv 没ネタだったので中途半端で、更に本編にはなんら関係も無く、影響も無い部分ですので読まずとも問題ありません(*・・)b
鏡だと士郎は言っていたけど、それは鏡としてすら使えない程、腐食していた。 つまり、これは――触媒としては弱いモノ。 その程度の触媒なら、使わなくても良いんじゃないか?――そう言われてしまえば、きっと何も言えなくなっていた。 『私を頼む』――そう自身に己の未来を託していったあの赤い弓兵の姿が脳裏に蘇る。
彼が再び召喚されたとしても、セイバーの様に特殊な状況にある訳ではなく、純粋な英霊である彼は、前回の聖杯戦争は――記録として残っていても、記憶はしていないだろう。 勿論、彼が得たと言っていた “答え” が無駄になっているとは思わない。
『果たしてないのに会えない』 それが怖くもあった。 確かにあの頃に比べたら自分自身を大事にはしてくれている方なんだけど……それさえ、私やセイバーが悲しむからという理由が大きい。 何か思い返すと段々腹が立ってくる。
首を振って、不毛な思考を中断させる。
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